☀️ おはようございます。今朝の千代田区は曇り空で、気温は22〜23℃前後とこの時期らしい落ち着いた空気です。日中は雲が広がりやすく、にわか雨の可能性もあるため折りたたみ傘があると安心そうです。
ニューヨークでは国連総会が開催中で、世界各国の首脳が連日会談を重ねています。本日のドローン関連ニュースは、国内の資格教育の広がりから海外メーカーの量産体制強化、サイバーセキュリティ、地政学的な動きまで幅広く動いた一日でした。
本日は川崎市の定時制高校生が国家資格「二等無人航空機操縦士」を取得した話題を筆頭に、ハンガリーでの農業用ドローン量産体制強化、DJI機のBluetooth脆弱性、そしてウクライナ情勢まで、教育現場から安全保障まで幅広いニュースが揃いました。
📋 【国内制度】 定時制高校生が「二等無人航空機操縦士」取得、川崎市立川崎総合科学高校
川崎市立川崎総合科学高校(幸区)の定時制クリエイト工学科で、4年生の大城銀士さん(18)が国家資格「二等無人航空機操縦士」を取得した。同校では1年生の工業技術基礎や4年生の課題研究でドローンを扱う授業を続けており、部活動としてドローンショーの企画も進めている。今春卒業した別の生徒も設備会社に就職しており、高校段階からの資格取得が現場就労に直結し始めている。
🛡️ 【軍事・防衛】 ロシア軍、ウクライナ4地域へ夜間攻撃 212機ドローンとミサイルで3人死亡
ウクライナ空軍によると、ロシア軍は9月22日夜、ドローン212機、巡航ミサイル4発、オニクス対艦ミサイルや弾道ミサイルを投入し、ドニプロペトロウシク州やチェルニーヒウ州など4地域を攻撃した。ドニプロ、パブロフラード、クリヴィーリフの工業施設が同時に狙われ、少なくとも3人が死亡、6人が負傷した。攻撃はゼレンスキー大統領が国連総会出席のためニューヨークに滞在中のタイミングと重なった。
🛡️ 【軍事・防衛】 釣り船が米軍の標的ドローン「LUCAS」を偶然回収、フロリダ沖
フロリダ州沖でチャーター船「ホット・スポッツ・チャーターズ」が釣りをしていたところ、海上を漂う機体を発見し回収した。エグリン空軍基地によると、機体は低コスト無人戦闘攻撃システム「LUCAS」の試作機で、イラン製「シャヘド136」を模した標的ドローンだという。9月17日の定期試験中に着水したまま漂流していたとみられ、後日黒いSUVで政府関係者が引き取った。
🛩️ 【大型・UAM】 中国Aridge、UAE・ラスアルハイマでeVTOL実証へ規制サンドボックス設置
中国のAridgeは、UAEアブダビのエミレーツ・パレス近くで自社の「Land Aircraft Carrier」型eVTOL機を披露した。同社とラスアルハイマ首長国当局は、飛行試験のための規制サンドボックスを共同で整備する方針を明らかにした。中国メーカーによる中東への進出は、Joby・Archerなど欧米勢が先行してきた競争構図に新たな軸を加える形となる。
🌐 【規制・技術・市場】 DJI製16機種にBluetooth脆弱性、無認証で通信妨害が可能に
セキュリティ研究者のAbdelrahman Yousef氏とJordan Samhi氏は、DJIのMavicやMini、Air 3/3S、Neo、Flip、Avata 2/360などBluetoothインターフェース経由で送られる未認証のDUMLコマンドを操作でき、Wi-Fi設定の書き換えや通信の強制切断が可能だと報告した。深刻度は10点満点中8.5と評価されている(CVE-2026-78306)。現時点で実際の悪用報告はないという。
📦 【物流】 アラスカでドローンが血液サンプルを1000km輸送、国際アンチドーピング機関向けに実証
Alaska Center for Unmanned Aircraft Systems Integration(ACUASI)は、大型無人機「Windracers ULTRA」を使い、ネナナ市営飛行場を拠点に往復8時間47分・約1000kmの飛行で血液サンプルを輸送する試験を実施した。発注元は国際テスト機関(ITA)で、長距離輸送でも検体の品質が保たれるかを検証した。翼幅31フィート、最大200ポンドの積載力を持つ機体が使われた。
🌾 【農業】 ハンガリーABZ Innovation、農業用ドローン新工場をわずか90日で稼働
ハンガリー・センテンドレのABZ Innovationは、従来比約4倍規模の新工場をわずか90日で建設し、2日間で生産移行を完了した。背景には2025年12月の米FCCによる外国製ドローン・重要部品の規制強化があり、同社は米国向け生産の一部を欧州側に移す計画を加速させたという。散布用の「L50」は2026年6月にFCCの条件付き承認を取得している。
🌐 【規制・技術・市場】 米報道の自由団体、撤回済みFAAドローン飛行制限の司法審査を要求
電子フロンティア財団(EFF)やACLU、全米報道写真家協会などは、連邦政府施設周辺での無許可ドローン飛行を制限した2026年1月のFAA通達を巡り、報道写真家ロバート・レバイン氏が起こした控訴審を支持する法廷助言書を提出した。FAAは4月に当該制限を撤回し勧告に差し替えたが、原告側は「規制が撤回されても、在任中に生じた萎縮効果の司法審査は必要」と主張している。
個人的に印象に残ったのは、川崎の定時制高校生が在学中に国家資格を取得したという話題です。学科試験は決して簡単ではありませんが、日々の授業の積み重ねが資格取得や就職につながる流れができつつあるのは素直に嬉しいニュースだと感じます。今後はこうした学びの場と、実機を飛ばせる現場との接続がどれだけ増えるかが鍵になりそうです。皆さんはどう考えますか? それではまた明日。今日も1日がんばりましょう!
ドローンの資格でどこまでできるかを知りたい方は、こちらの解説記事もあわせてご覧ください。▶ 関連: 一等無人航空機操縦士でできること・できないこと
操縦士の資格試験がどの程度の難易度かは、こちらの記事で詳しく解説しています。▶ 関連: 無人航空機操縦士の資格試験の難易度
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本ニュースの編集/監修は一等無人航空機操縦士(基・目・昼・25)で登録講習機関講師・修了審査員のフライトデスクが行いました
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