☀️ おはようございます。今朝の空模様は曇りで、気温は20℃前後とこの時期にしてはやや涼しめです。午後にかけて雨脚が強まり大雨となる可能性もあるようなので、傘の準備をしておくと安心です。
暦の上ではそろそろ台風シーズン本番の二百二十日を過ぎた頃で、今日の重たい空もどこか秋の気配を感じさせます。ドローン業界では国内の整備・運用体制づくりに関する発表が続いた一方、ウクライナでは軍事ドローンによる攻撃が新たな局面を見せています。
きょうは国内で無人機の「整備・運用体制づくり」を巡る動きが相次いだ一方、ウクライナではロシア軍が治安機関の庁舎を直接狙うなど、軍事ドローンの脅威は新たな局面に入りつつあります。
📋 【国内制度】 GA-ASIと富士通、MQ-9B国内整備・運用体制の構築へMOU締結
General Atomics・Aeronautical Systems(GA-ASI)と富士通は8月27日、無人航空機システム(UAS)の国内における維持整備・運用体制の構築、および将来的な技術協業の検討に関する覚書を締結した。背景には、防衛省が海上自衛隊向けにMQ-9Bを23機採用し2027年度から順次整備する方針があり、広大な排他的経済水域を抱える日本での警戒監視能力強化が急務となっている。富士通は哨戒機整備で培ったアビオニクス整備や人材育成のノウハウを、GA-ASIは機体設計・運用の専門知識を持ち寄る。
📋 【国内制度】 行政書士事務所が「ドローン通報ナビ」開始、重要施設周辺の通報手続きを支援
FwriteDown行政書士事務所は9月3日、小型無人機等飛行禁止法に基づく通報手続きを支援するWebサービス「ドローン通報ナビ」の提供を始めた。国会議事堂や皇居、自衛隊施設、原子力事業所など対象施設ごとに異なる通報先や様式に悩む運航者向けに、施設を選んで日時・経路を入力するだけで書類を自動生成する。利用者自身が提出するライトプラン(1施設1万5000円)と、行政書士が代行するプレミアムプラン(同2万7000円)の2種を用意し、会員登録は不要としている。
📋 【国内制度】 モルフォ・Prodrone・村田機械、屋内自律点検ドローンの実証が都産技研の研究に採択
モルフォ、Prodrone、村田機械の3社による共同提案「屋内自律点検ドローン計測サービスの実証」が、東京都立産業技術研究センター(都産技研)の2026年度公募型共同研究で実証型研究に採択された。研究期間は2026年7月1日から最長1年間で、フィールド実証を通じて屋内環境における計測サービスの製品化・事業化を目指す。建設業界では高齢化や人材不足を背景に3次元計測へのニーズが高まっており、モルフォが先行公開した写真測量技術「Morpho Photogrammetry Toolkit」の活用も見込まれる。
🛡️ 【軍事・防衛】 ロシア軍、キーウの治安機関SBU庁舎にドローン攻撃 侵攻後初めて
ロシア軍は9月4日、ウクライナ保安庁(SBU)の庁舎がある中心部の建物にドローン攻撃を実施し、少なくとも7人が負傷した。ゼレンスキー大統領は、ドローンがSBU長官代行の執務室を狙ったものだったと述べたが、同長官代行に負傷はなかったという。SBU庁舎が攻撃を受けたのは2022年の侵攻開始以来初めてで、隣接するレストランも被害を受け客1人が負傷、病院に搬送された。
🛩️ 【大型・UAM】 Archer Aviation、eVTOL都市間フライトツアー「No Roads」を開始
Archer Aviationは、主力機「Midnight」を用いた都市間フライトツアー「No Roads」を開始したと発表した。FAAと連携しながら北カリフォルニアのホリスターを皮切りに、モントレーやサンノゼ、オークランド、サンフランシスコなどを巡る計画で、今後はロサンゼルスやテキサス、フロリダにも拡大する。2028年のロサンゼルス五輪や、ホワイトハウスのeVTOL統合パイロットプログラムを見据えた取り組みで、車で1時間以上かかる区間を10〜20分で結ぶ低騒音・ゼロエミッションの利点を実演する狙いがある。
🚁 【民生・商用】 配送ドローンのWing、新エンジニアリング責任者2名を任命
Alphabet傘下の配送ドローン事業Wingは、自律システム・アプリケーション部門の責任者にBrandon Jones氏、ハードウェア開発・製造部門の責任者にPaul Gojenola氏を任命したと発表した。Jones氏はWing在籍10年で、米海軍でF/A-18の自動着艦システムやX-47B無人艦載機実証機の開発に携わった経歴を持つ。Gojenola氏はGoogle・Apple・Amazonで30年のハードウェア経験を積み、直近10年はGoogleのハードウェア部門副社長を務めた。Wingは今後数カ月で全米4000万人規模へのサービス拡大、2027年の国際展開を計画している。
🌐 【規制・技術・市場】 Inspired Flight、オープンペイロード戦略でNDAA対応機体を展開
米Inspired Flightは、特定のセンサーに縛られない「オープン設計」を軸にした戦略を進めていると明らかにした。標準化されたドブテイル方式により20種類超のペイロードに対応し、LiDARやサーマルカメラなどを現場で交換できる。同社のIF800 TomcatはNDAA準拠のBlue UAS認定機体で、FCCが外国製UASや部品を規制し2028年1月までBlue UAS認定機に限り猶予を設ける中、代替機を求める運航者の受け皿になりつつある。
個人的には、機体そのものの性能競争より「整備・運用体制をどう国内に根付かせるか」という地味だが息の長いテーマに注目したい1日でした。ドローンも有人機と同じで、飛ばした後の点検・補給の仕組みがなければ実運用は続きません。皆さんはどう考えますか? それではまた明日。今日も1日がんばりましょう!
国内での無人機運用体制づくりが進む一方で、技能証明の更新実務も見直しの時期を迎えています。▶ 関連: 技能証明の更新ガイド
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本ニュースの編集/監修は一等無人航空機操縦士(基・目・昼・25)で登録講習機関講師・修了審査員のフライトデスクが行いました
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