☀️ おはようございます。今朝は雨模様で、気温は23〜25℃前後とムシムシした体感です。傘が手放せない朝になりそうです。
9月に入っても列島は前線の影響で雨がぐずつく日が続いているようです。本日は広島空港や通信鉄塔でのインフラ点検実証・技術開発が3件続き、無人航空機の「現場実装」が着実に進んでいる様子がうかがえるラインナップです。
広島国際空港・ALSOK広島・KDDIスマートドローンの3社が、ドローンポートを活用した滑走路灯・誘導路灯の夜間遠隔点検実証を実施。作業員の現地移動を要さない夜間インフラ点検として、国内初の試みとされます。
📋 【国内制度】 KDDIスマートドローンら3社、広島空港でドローンポート活用の夜間点検実証
広島国際空港、ALSOK広島、KDDIスマートドローンの3社は8月26日深夜、Skydio Dock for X10による自律飛行で滑走路灯・誘導路灯・進入灯の点灯状態を遠隔確認する実証を実施した。実施時間帯は23時〜1時と4時15分〜6時で、従来は作業員が車両で現地を巡回していた点検を無人化した形だ。ドローンポートを用いた夜間航空灯火点検の実証は国内初とされる。
📋 【国内制度】 大成建設ら3社、360度カメラドローンで管路点検「T-pipe vision 360」を開発
大成建設・成和リニューアルワークス・JP Droneの3社は、360度カメラ搭載ドローンで管路内部を最大100m連続撮影し、SfM技術で3Dモデル化する点検手法「T-pipe vision 360」を発表した。KHネオケム四日市工場の排水管路(管径1,350mm・延長約100m)での実証では、設計値との誤差は約7mmに収まったという。飛行型と舟艇型を管径・水位に応じて使い分け、老朽インフラ点検の効率化を狙う。
📋 【国内制度】 JTOWERとアラヤ、ドローン映像×AIで通信鉄塔点検システムを共同開発
JTOWERとアラヤは、ドローンで撮影した鉄塔の映像・画像をAIが解析し、腐食などの異常候補を自動抽出する点検システムを共同開発した。JTOWERの点検基準・知見とアラヤの画像認識・エッジAI技術を組み合わせ、防鳥ネットの設置状況や塗装状態など鉄塔ごとの状態差にも対応する。2027年度からの本格運用を目指し、将来的には携帯キャリア各社が保有する鉄塔点検にも展開する共通基盤の構築を計画している。
🌾 【農業】 エアロネクストとヤマタネ、AI遠隔運航で「次世代農業オペレーション」へ業務提携
エアロネクストとヤマタネは、AIと複数機の同時遠隔運航技術を活用した次世代農業オペレーションの社会実装に向けて業務提携を締結した。エアロネクストの遠隔自動操縦技術とヤマタネの農業分野での知見・事業基盤を組み合わせ、「現地作業」と「操縦・運航」を分離する新モデルを構築する狙いだ。人手不足や高齢化が進む農業現場での省人化を目指し、複数ドローンを遠隔地から一括管理する体制の確立を進める。
🛡️ 【軍事・防衛】 ロシア軍、シャヘド型ドローン163機投入の大規模攻撃 ウクライナで死者5人・負傷67人
ロシア軍は9月3日夜から4日未明にかけ、シャヘド型ドローン163機(うち半数近くが噴流推進型)やゲルベラ型・おとりドローン、S8000バンデロール弾薬、グライダー爆弾、ミサイルを投入した攻撃をウクライナ13州に仕掛けた。ウクライナ軍は135機のドローンを迎撃したが、ドニプロペトロフスク州で4人、ヘルソン州で1人が死亡するなど計5人が死亡、67人が負傷した。住宅や倉庫、行政・教育施設、農業機械にも被害が及んだという。
🌐 【規制・技術・市場】 米ドラゴンフライ、FAA特例で55ポンド超の大型ドローンの商用運航が可能に
米ドラゴンフライは9月1日、FAA第44807条に基づく特例(エグゼンプション)を取得し、大型輸送用ドローン「Heavy Lift」プラットフォームについて、Part 107の重量上限である55ポンド(約25kg)を超える機体重量での商用運航が認められたと発表した。物流・災害支援物資輸送、送電・インフラ点検、医療物資配送など、重量ペイロードを要する用途への展開を想定しているという。
🌐 【規制・技術・市場】 商用ドローン見本市『Commercial UAV Expo 2026』、新興3社が「Pitch the Press」で受賞
9月1〜3日に米ラスベガスで開催された商用ドローン見本市「Commercial UAV Expo 2026」で、新興14社が2分間ピッチを競う「Pitch the Press」が行われ、業界誌記者3名の審査でHarris Aerial・Skyline Nav AI・UtopiaCompressionの3社が選出された。GPSに依存しないナビゲーション機器や、増加するドローン交通に対応する機体検知システムなど、運航の安全性を支える周辺技術が評価された。
個人的に印象に残ったのは、広島空港の夜間点検実証です。深夜に人が現地へ赴かず遠隔で灯火点検が完結する光景は、数年前には想像しにくかった運用でした。安全基準を維持しながら「無人でここまでできる」という実例が一つずつ積み上がっていくのを見ると、講習の現場でも伝えられる説得力が増していく気がします。皆さんはどう考えますか? それではまた明日。今日も1日がんばりましょう!
夜間の自律運航実証のような新しい運用形態が広がるほど、技能証明は「取って終わり」にせず更新まで見据えておくことが大切です。▶ 関連: 技能証明の更新ガイド
更新を忘れて失効してしまった場合の再取得ルートも、事前に知っておくと安心です。▶ 関連: 技能証明の失効・再取得
教則第5版の改正点をまず20問で確認しておきたい方はこちら。▶ 関連: 教則第5版 改正点チェック20問(無料)
🎧 音声でも聴けます → 日刊ドローンニュース ポッドキャスト(毎朝約5分)
🎓 二等学科試験の対策をお探しの方へ
登録講習機関の講師が、教則第5版に準拠して作成した全問解説つきの学科対策です。まずは無料の20問で、CBT形式に慣れるところから始められます。
本ニュースの編集/監修は一等無人航空機操縦士(基・目・昼・25)で登録講習機関講師・修了審査員のフライトデスクが行いました
各ニュースの詳細は出典先をご確認ください。



コメント