【日刊ドローンニュース】「ドローンジャーナル2026秋」が御茶ノ水で開幕、ロシアはキーウへ大規模無人機攻撃|2026/9/25①

日刊ドローンニュース

☀️ おはようございます。今朝の東京は曇り空で気温21〜22℃、湿度も80%台とやや蒸し暑さの残る体感です。

今夜は十五夜、中秋の名月が見られる予定です。ドローン業界では、国内の展示会開幕と海外の安全保障・規制ニュースが重なる一日になりました。

📌 今日のハイライト
本日は東京・御茶ノ水で国内ドローン展示会「ドローンジャーナル2026秋」が開幕。一方海外では、ロシア軍のキーウへの大規模無人機攻撃や、米FCCによるDJI・Autel製部品規制の施行決定など、安全保障・規制の両面で動きが続いています。

📋 【国内制度】 「ドローンジャーナルコンファレンス&エキスポ2026秋」が御茶ノ水で本日開幕

編集部が「現場の課題を本当に解決すること」に特化して厳選した20社超のドローン・ロボティクス企業が、東京・御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンターに集結。マルチコプターやVTOLドローン、水中ドローン、四足歩行ロボットなど多様な機体が展示されるほか、14の講演では国土交通省の制度動向からゼネコンの活用事例、法規制解説までが扱われる。展示は10時から19時まで、参加は事前登録制で無料。

🔗 ドローンジャーナル

🎙️ 操縦士の視点:登録講習機関の現場からすると、こうした展示会は受講生に「学科で学んだ制度が実際の機体・運用とどうつながるか」を見せる貴重な機会です。国交省の講演で語られる特定飛行の運用実務は、教則の条文だけでは掴みにくい部分でもあり、修了審査で問われる現場判断力を養う材料になるかもしれません。

🛡️ 【軍事・防衛】 ロシア軍、ゼレンスキー大統領の国連演説直前にキーウへ大規模無人機攻撃

9月23日未明、ロシア軍はウクライナの首都キーウに複数波の無人機を投入し、2人が死亡、40人以上が負傷した。中央駅近くの歴史的市場「シャイバ」で火災が発生したほか、南東部ザポリージャのショッピングモール、南部オデーサの港では貨物船の船長が死亡する被害も出た。攻撃はゼレンスキー大統領の国連総会演説のわずか数時間前だった。

🔗 Kyiv Independent

🎙️ 操縦士の視点:民間インフラが繰り返し標的になる現実は、日本国内でも重要施設周辺の飛行制限区域が300mから1kmへ拡大された背景と無関係ではありません。操縦者として、飛行禁止区域や有人機との調整ルールを「建前」ではなく実務として軽視できない、と改めて感じさせられるニュースです。

🛡️ 【軍事・防衛】 米陸軍、ウクライナ製攻撃ドローン「F10」を2000機受領し評価へ

米国防総省は、ウクライナのF-Drones社製の攻撃ドローン「F10」を2,000機受領したと発表した。8月に最初のロットが納入されており、Pentagon’s Drone Dominance計画の一環として実戦データを踏まえた評価が進められる。同時期、ウクライナのSkyeton社も偵察ドローン「Raybird」関連で1,064万ドルの契約を米側から獲得している。

🔗 Stars and Stripes

🎙️ 操縦士の視点:実戦知見を積んだ海外製機体をまとまった数で評価する動きは、量産・調達のスピード感を示しています。国内でもドローン国産化や有事対応の議論が進む中、操縦者側には機体の出自や部品構成を意識した運用管理が、これまで以上に求められていきそうです。

🌐 【規制・技術・市場】 FCC新規則が10月13日施行、DJI・Autel製ロジック部品を含む米国製ドローンは新規認証不可に

米連邦通信委員会(FCC)は2026年7月に採択した第3報告命令を9月11日付で官報掲載し、10月13日に施行される。フライトコントローラーや無線モジュール、カメラ基板などの「ロジック搭載部品」にカバーリスト企業(DJI・Autelなど)製が一つでも含まれれば、米国で組み立てられたドローンであっても新規のFCC認証を取得できなくなる。国内部品65%以上というBuy America基準を満たしていても対象になる点が、業界の懸念材料として指摘されている。

🔗 DroneXL

🎙️ 操縦士の視点:国内で学科を学ぶ受講生からも「日本の機体調達にも影響するのか」と聞かれることが増えました。直接の規制は米国内向けですが、部品供給網の変化は価格や機体選定に波及しうるため、教則の機体特性に関する章と合わせて頭の片隅に置いておきたい動きです。

📦 【物流】 Lowe’s、Wing・DoorDashと組み20分ドローン配送をノースカロライナで開始

米ホームセンター大手Lowe’sは9月24日、Alphabet傘下Wingとフードデリバリーのdoorおよび配送アプリ大手DoorDashと提携し、ノースカロライナ州シャーロットでドローン配送のパイロットを開始したと発表した。DoorDashアプリから注文すると、最短20分・最大約1.1kgまでの日用品や工具、塗装用品などが配送される。ホームセンター業界では初のドローン配送提供者になるという。

🔗 PYMNTS

🎙️ 操縦士の視点:約1.1kgという積載量は、まさに二等技能証明の実務で想定されるレンジの小口荷物です。米国ではアプリ経由の受発注と配送が一体化しつつあり、国内の物流実証でも「最後の1kmをどう自動化するか」を考えるうえで参考になる事例だと感じます。

🚁 【民生・商用】 エバーブルーテクノロジーズ、自動走行の除雪ドローン「SRD-F11A」予約受付を開始

国内メーカーのエバーブルーテクノロジーズは9月24日、RTK-GNSSとLidarを搭載し自動走行に対応した除雪ドローン「SRD-F11A」の予約受付を開始したと発表した。専用ユニット「ebNavigator」と専用アプリ「ebConnect」であらかじめ設定したルートを自動走行しつつ、オペレーターは目視範囲内で監督し、必要に応じて手動操作へ切り替えられる。発売は2027年1月頃を予定し、自治体や道路管理者など業務用途での販売・レンタルを想定する。

🔗 drone.jp

🎙️ 操縦士の視点:自動走行というと「無人化」を想像しがちですが、今回も目視範囲内での監督と手動介入を前提にしている点が実務的です。操縦者の役割を減らすというより、判断のポイントを『操作』から『監視・介入判断』へ移す動きとして捉えると理解しやすいと思います。
💬 今日の一言
個人的に印象に残ったのは、Lowe’sの20分ドローン配送です。約1.1kgという積載量は決して大きくありませんが、日用品や工具を「忘れた瞬間に届く」体験に変えるインパクトは小さくないと感じます。国内でも同じような小口配送の実証がどこまで広がっていくのか、引き続き注目したいです。皆さんはどう考えますか? それではまた明日。今日も1日がんばりましょう!

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本ニュースの編集/監修は一等無人航空機操縦士(基・目・昼・25)で登録講習機関講師・修了審査員のフライトデスクが行いました

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