☀️ おはようございます。今朝の千代田区は朝から雨で、時間帯によっては強く降る見込みです。気温は18〜20℃前後とこの時期にしては控えめで、傘なしで出かけるのは厳しそうな一日になります。
今週は各地で新米の出荷ニュースが目立ち、季節の変わり目を感じます。本日は成層圏通信プラットフォームHAPSの商用化試験成功という大きな話題に加え、防衛分野での大手2社の提携、米陸軍のドローン調達サイト拡大など、国内外で無人機を巡る体制整備の動きが目立つ一日でした。
本日最大のニュースは、ソフトバンクとSceyeが成層圏通信プラットフォーム「HAPS」の商用化試験に成功したことです。防衛分野ではNECと三菱重工の戦略的提携や米陸軍のドローン調達サイト拡大など、無人機を巡る体制整備の動きが国内外で相次ぎました。
📋 【国内制度】 ソフトバンクとSceye、成層圏通信「HAPS」の商用化試験に成功
ソフトバンクは無人航空機開発のSceyeと共同で、成層圏を飛行する通信プラットフォーム「HAPS」の実証を実施した。8月9日に米ニューメキシコ州を出発した機体は約13日間で1万5,000km以上を飛行し、高知県室戸岬沖の上空でスマートフォンによる音声通話やテキスト送受信、緊急地震速報・津波警報の配信、118番通報などに成功した。2027年以降の国内商用化を目指す方針という。
🛡️ 【軍事・防衛】 NECと三菱重工、防衛分野で戦略的提携 無人アセット活用も視野に
NECと三菱重工業は防衛分野における戦略的提携の覚書を締結した。作戦計画・指揮統制システムの構築や無人アセットの活用、データ・AI主権の確立などで連携し、安全保障環境の変化に対応した防衛産業基盤の強化を目指す。両社は先進技術と知見を融合させ、主権的かつ信頼性の高いシステムの実現を掲げている。
🛡️ 【軍事・防衛】 米陸軍、ドローン調達サイト「UAS Marketplace」を連邦機関・同盟国へ拡大
米陸軍は3月に稼働させたオンライン調達サイト「UAS Marketplace」の対象を、陸軍以外の米軍全体や連邦機関、さらに一部の同盟国にまで広げた。現在は空中・対ドローン分野を中心に約100製品を扱い、新設の「drones.mil」サイトでは今後、地上・海上システムのページも追加される見通しだ。米国防省は9月末までに25カ国のパートナー軍への提供拡大を目指しているという。
🌐 【規制・技術・市場】 Commercial UAV Expo 2026、FAAとEASAがBVLOS規制で「対話」
米ラスベガスで9月1〜3日に開催されたCommercial UAV Expo 2026には、3,800人以上の業界関係者と250以上の出展社が参加した。閉幕日の基調講演ではFAAとEASAの担当者が登壇し「Two Skies, One Conversation」と題して、BVLOS(目視外飛行)規制の大西洋を挟んだ違いと共通点を議論した。Part 108のパブリックコメント再受付は既に締め切られており、運用面での実装が焦点になりつつある。
🌐 【規制・技術・市場】 英コーニッシュ・リチウム、国産リチウムでバッテリー性能試験に合格
英国のCornish Lithiumは、自国コーンウォール産の鉱石から独自技術で精製したリチウム水酸化物を英CPI(Centre for Process Innovation)に供給し、独立試験を実施した。製造されたリチウムイオン電池は市販のリチウム原料を使った電池と同等、一部の性能では上回る結果になったという。中国が世界のリチウム精製の65%を占める中、英国は2035年までに国内生産5万トンを目標に掲げている。
🚁 【民生・商用】 AirData、ドローンのライブ配信に「10分巻き戻し」機能を追加
ドローン運航管理プラットフォームのAirDataは、RTMP・RTSP・SRTで受信したライブ映像を常時録画し、最大10分間さかのぼって確認できる新機能を発表した。最大7本の同時配信に対応し、米ハンツビル市警など「ドローン・ファースト・レスポンダー」運用の現場で既に活用されている。同社は6,500万件超の飛行ログと47万人のパイロットを抱えるという。
📋 【国内制度】 DRONE SPORTSの光ファイバー有線ドローン「Rangle X」、国土交通大臣賞を受賞
DRONE SPORTSが開発した光ファイバー有線ドローン「Rangle X」が、令和8年度(第19回)循環のみち下水道賞のイノベーション部門で国土交通大臣賞を受賞し、9月10日に表彰式が行われた。φ2,000mm以上の大口径管渠に対応し、最大5kmの光ファイバーケーブルで従来の無線式(約300m限界)を大きく上回る距離を飛行、下水道管内1.6kmの連続点検を「業界初」の無人点検(No Entry)で実現したという。
🔗 PR TIMES
📋 【国内制度】 カナダZenaTech、2026年4月に日本支社を開設しDaaS事業へ
カナダのドローンサービス企業ZenaTechは、2026年4月をめどに日本支社を開設すると発表した。産業向けAI駆動型自律ドローンの製造・販売に加え、月額課金型の「DaaS(Drone as a Service)」モデルを国内でも提案する構想で、防衛向けの「ZenaDrone 1000」や測量・建設向けの「IQ QUAD/SQUARE」など複数の製品ラインを日本市場に投入する見込み。今後はVTOL型の海上ドローンや水中ドローンの展開も視野に入れているという。
今日は成層圏を1万5,000kmも飛行してから通信試験を成功させたHAPSのニュースが印象的でした。まだ商用化は2027年以降とのことですが、地上のインフラが被災しても通信を維持できる仕組みが実用段階に近づいているのは心強く感じます。皆さんはどう考えますか? それではまた明日。今日も1日がんばりましょう!
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本ニュースの編集/監修は一等無人航空機操縦士(基・目・昼・25)で登録講習機関講師・修了審査員のフライトデスクが行いました
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