1. 🛰️ 【軍事・防衛】 米陸軍、AeroVironment「P550」偵察ドローンを82機調達
米陸軍は6月3日、P550長距離偵察ドローン82機の調達契約を結びました。契約相手はAeroVironment、総額は約117億円です。狙いは大隊レベルのISR(情報・監視・偵察)能力の底上げにあります。しかも納入完了は7月23日予定で、異例の短納期となっています。
🎙️ 操縦士の視点:軍用の長距離ISR機が量産に入ると、要素技術は数年遅れで民生へ降りてきます。具体的には通信や自律飛行の技術です。そのため国内の点検・測量・災害対応のBVLOS運用にも、追い風になり得ると見ています。
2. 🚀 【軍事・防衛】 ロッキード「GRIZZLY」、自爆型ドローンを実弾で初撃墜
ロッキード・マーティンは6月3日、対ドローン兵器の実弾試験に成功したと発表しました。コンテナ型ランチャー「GRIZZLY」からJAGMミサイルを発射しています。標的はグループ3の片道攻撃ドローンで、撃墜は初めてです。なお試験はアリゾナ州ユマで行われました。さらに、統合から実弾試験まで45日未満で仕上げた点も注目されています。
🎙️ 操縦士の視点:ミサイルで小型ドローンを撃つのは、コスト的に非効率だと長く言われてきました。しかし量産と標準化が進めば、話は変わります。対ドローンでは「何で撃ち落とすか」のコスト設計が肝です。これは民間の重要施設防護にも通じる視点だと思います。
3. 💥 【軍事・防衛】 ウクライナの長距離無人機、サンクトペテルブルクの石油施設を攻撃
ウクライナは6月3日、数百機の無人機でロシア各都市を攻撃しました。標的の一つは北西ロシア最大級の石油積み替え拠点です。サンクトペテルブルクの石油ターミナルなどに損害を与えた、と主張しています。しかも国際経済フォーラム開幕の数時間前を狙った形です。こうして長距離無人機の戦略的役割が、改めて浮き彫りになりました。
🎙️ 操縦士の視点:安価な無人機が戦略目標に届く時代になりました。そのため攻防の非対称性が際立っています。日本でも、重要インフラのドローン対策は他人事ではありません。また運用者側も、Remote IDや飛行禁止区域の遵守がいっそう重要になります。
4. 💰 【軍事・防衛】 米陸軍、FY27予算で小型対ドローンに約10億ドルを計上
米陸軍はFY27予算案で、小型C-UAS(対無人機)技術の調達を強化します。充てる総額は約9億9400万ドルです。これは前年度の倍近い規模になります。つまり、安価な攻撃ドローンの脅威拡大に対応する強い意志がうかがえます。
🎙️ 操縦士の視点:対ドローン予算の急増は、脅威の現実味の裏返しです。技術が成熟すれば、民生のC-UASにも展開されるでしょう。たとえば空港やスタジアム、発電所の防護です。その結果、飛ばす側の空域判断もよりシビアになります。
本ニュースの編集/監修は一等無人航空機操縦士(基・目・昼・25)で登録講習機関講師・修了審査員のフライトデスクが行いました
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▶ ドローンの国家資格について詳しくは ドローン国家資格(一等・二等)完全ガイド をご覧ください。



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